インタビュー

株式会社ジィ・シィ企画
  • 📌 東証グロース市場上場
  • 📌 キャッシュレス決済システム
    設計・開発・運用

年代も役職も異なる立場から語る、「共通体験」と「行動変化」

クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済分野に特化したシステムの設計・開発・運用を手がける株式会社ジィ・シィ企画様。 2021年に東証マザーズ市場(現・東証グロース市場)へ上場し、従業員数の増加に伴って年代や価値観が多様化するなかで、組織全体のガバナンス強化や社内規定の見直しなどに注力されています。 その一環として、労務面や企業秩序面、社会人として仕事を進めるうえでの基本動作などについての認識合わせを目的に、「マイクロラーニングによるきっかけづくり」としてトレニアを導入いただきました。 トレニアの活用を通じて、「一人ひとりの社会人としての土台を強くし、長く活躍できる人材を育てること」「チーム内のコミュニケーションロスを減らし、生産性を高めていくこと」を目指されています。 導入から2年が経過した現在では、社内で「今日の問題は…」といった会話も自然に生まれるようになっているそうです。実際にユーザーとしてご利用いただいている皆様にお話を伺いました。

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株式会社ジィ・シィ企画 代表取締役社長 髙木 洋介 様

CEO INTERVIEW

毎朝、出張先でも海外でも欠かさず入力しています。 仕事は人と人との関わりの中で成り立っています。 トレニアを通じて、挨拶をする、相手の気持ちを考える、積極的にコミュニケーションを取るといった姿勢を学ぶことは、みんなが気持ちよく過ごせるようになることにつながるはずです。

株式会社ジィ・シィ企画

代表取締役社長 髙木 洋介 様

導入から約1年が経った頃、総務人事部の方から「実は、社内で一番熱心に取り組んでいる(入力回数が多い)のは社長なんです」と伺いました。社長ご本人によると、「人事から案内が届いて、何気なく始めて」以来、毎日欠かさず続けてくださっているそうです。日々どのようにトレニアを活用してくださっているのか、インタビューさせていただきました。

トレニアを毎日ご入力くださっていると伺っています。

毎朝、欠かさず入力しています。仕事は「朝のスタート」が大事で、朝礼やチームでの挨拶など、何か「これから1日が始まるぞ」という区切りがあるとよいと感じています。私はトレニアさんが朝礼の代わりになっていて、社内にいるときはもちろん、出張先のホテルや海外にいるときでも、トレニアさんに朝の挨拶をしています。また、毎朝クイズに答えることが、読解力を鍛える良い脳トレにもなっています。

トレニアを続けることにメリットはあると思われますか?

「今すぐにこんなメリットがあります」というよりも、継続することで「社会人としての基盤を作っていく」「社会人としてのキャリアにマイナスを作らない」ためのものだと思っています。どれだけ業務スキルが高くても、コミュニケーションが取れない、報連相ができない、相手に配慮した行動ができないという状態では、仕事はうまくいきません。営業職など人前に出る仕事はもちろんですが、技術職であっても、仕事は一人で完結するものではありませんから、他者とのコミュニケーションや印象管理は非常に重要です。また、基本的なビジネスマナー、例えば訪問先で部屋に入る前にコートを脱ぐことを知らずにそのまま入ってしまったり、挨拶がきちんとできなかったりするだけで、相手に「大丈夫かな」と不安を与えてしまうこともあります。こうした細かな配慮やマナーは、そのときは煩わしく感じるかもしれませんが、後になって振り返れば、自分を助けてくれていたのだと実感するものだと思います。

クイズやコンテンツの印象を教えてください。

トレニアのコンテンツはどこか人間味があって、個人的にはそこに魅力を感じています。例えば「このような伝え方をしたら相手はどのように受け取るでしょう?」というクイズがありました。実際、言うべきことをはっきり伝えること自体はよいのですが、それを聞いた相手がどう捉えるかということまで考えていなくて、相手を萎縮させたり、人間関係を損なってしまったりすることも少なくありません。他には、「やりとりに違和感や不安を覚えたときは、認識合わせを行う」というクイズも大事だなと思いました。お客様との会話に限らず、社内の打ち合わせなどでも、「本当に理解してもらえたか」を確認しないまま話を終えてしまって、席に戻ったらもう違う方向に進んでいる、といったことは起こりがちです。また、話を聞くときに違うニュアンスで受け取ってしまい、齟齬が生じてしまうケースもあります。トレニアは、こうしたケーススタディをクイズを通じて学べる、若手から中堅まで幅広く活用できる内容だと思います。

引っ掛け問題や分かりづらい問題は、できるだけ出さないようにしています。難易度はいかがでしょう。

個人的には「脳トレ」と考えているので、よく読んで考えないと引っかかってしまうような問題が増えてもよいと思います。あとはクイズのテーマとして、コミュニケーションの活性化を促すような内容もあるといいですね。「もっと飲みに誘ってみよう」でも(笑)。実際に社内で話を聞くと、「コミュニケーション」に対する関心は非常に高いと感じます。中には、隣にいながらチャットで会話していたり、飲みに誘いたくても誘えなかったり、交流したい方とドライな方とで温度差があったりと、いろいろな状況があります。ただ、聞いてみると、みんな「もっと話したい」っていうんです。「話せばいいのに」って思うんですけど、「いやいや話しづらいんです」と。忘年会や新年会などは交流のきっかけになるので、会社として、そういった機会を増やすようにしています。こうした交流を通じてお互いを知ることは、仕事にも良い影響をもたらすからです。業務上のやりとりでも、できればチャットだけで完結させずに対面での会話を取り入れることで、空気感やニュアンスが伝わりやすくなると思います。

「社会人基礎」について、髙木様はどのように学んでこられましたか?

私がこの会社に新卒で入社した頃は社員が5人のベンチャーで、組織立った教育体制などはまだ整っておらず、今とはまったく違う環境でした。入社してすぐに現場に出るOJTが中心で、『上司が社長(現会長)』という距離感の中で、「行ってらっしゃい」と外に送り出され、営業的な仕事を任されていました。当時は、営業の代理店としてご一緒していた会社の方々に大変かわいがっていただいて、「挨拶はこうするんだよ」といった社会人としての基本を教えていただきました。トレニアのような教材もありませんでしたから、タクシーやエレベーターの乗り方を含め、あらゆることを先輩や社外の方から学びました。本当に多くの方に育てていただいたと、今でも感謝しています。

今の若手世代の方々は、教育プログラムが整っていないと不安を感じやすいとも聞きます。

確かに、いまの時代、「行ってらっしゃい」と送り出して、現場で可愛がられながら(叱られながら)育っていくというような体育会系の教育は難しくなっています。一方で社会人基礎は、その大切さがすぐには理解しづらかったり、内容によっては教える側も教わる側も負担を感じやすかったりするため、教え方や教える機会の作り方が難しいという課題もあります。そのため、弊社だけでなく他の大手企業様でも、基本的な行動や配慮、周囲を見て積極的に動く姿勢などが不足しているという話を聞くことがあります。ただ、本人たちに聞いてみると、意図があってそうしているわけではなく、「そもそも知らなかった」「そういうものだと思っていなかった」ということが多いようです。トレニアは、社会人の基本的な心がけ、「こんなことを聞いてもいいのかな?」となかなか人に聞けないような内容まで扱われているので、「社会人の先生」として活用してほしいなと思います。こういった基本を学んでいくことは、みんなが気持ちよく過ごせるようになることにもつながります。

最後にメッセージがありましたらお願いします。

社会人基礎やマナー、コミュニケーションといったものは、「自分には何が足りていないのか」を、自分自身ではなかなか気づくことができません。かつては、「行ってらっしゃい」と現場に出され、時には厳しいフィードバックを受けながら、日々の積み重ねのなかで、社会人基礎力を身につけていく環境がありました。そうした経験を通じて、自分の不足が少しずつ埋められていったのだと思います。私自身も、そうやって育てていただいたからこそ、今の自分があるということに深く感謝しています。仕事は人と人との関わりの中で成り立っています。だからこそ、挨拶をする、相手の気持ちを考える、積極的にコミュニケーションを取るといった姿勢が重要です。話してみたら良い人でも、知らないままだったら「怖そうだな」で終わってしまったりする。それは非常にもったいないことです。今後は社会の変化がさらに加速し、より多様な人々と協働していく時代になります。だからこそ、こうした基本的な姿勢や行動を、あらためてみなさんにも大切にしていただきたいと感じています。

社員の皆様一人ひとりが長く気持ちよく活躍できるよう、見守られているお気持ちが、お話の端々から伝わってまいりました。本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。