導入事例
ヒロセ株式会社様 - 導入初年度

建設業 | 東京都 | 500名~ | 若手向け

社会人基礎の大切さは、経験を積んでこそ身に染みるもの。中堅社員にも響いているようです

重仮設資材(ビルやトンネル等の基礎工事において、地下深く掘った側面の土が崩れないよう防ぐ鋼鉄の建設資材)、仮設橋梁などのリース・販売・設計・施工を行うヒロセ株式会社。グループ13社(従業員数1600名)のうち最大規模のヒロセ株式会社で、2022年度は新卒15名、中途採用2名の計17名、23年度も19名にご利用頂いています。利用開始から半年、人事教育課の和田様、仲川様にお話を伺いました。

ー 御社では、入社から半年かけて新卒研修をされています。その中での「社会人基礎」の位置づけを教えてください。

(和田様)
入社直後の1ヶ月間で社会人基礎の研修を行っています。社会人基礎はすべての土台となるため、最初に時間をかけて行い、その後、各部署での実習に移ります。私どもは2017年にホールディングス化したのですが、入社直後の研修はホールディングスの教育部門で行い、ヒロセの人事教育課は実習を行うという形で連携を取りながら教育を行っています。 社会人基礎については、2022年はトレニアの利用を始めて、さらなる向上を目指しているところです。


ー 研修全体を通じて、重視されていることを教えてください。

(和田様)
「若手の成長と定着」この2点が大きな課題だと考えています。多くの会社が同じかもしれませんが、40代後半から65歳までの層が多く、30代が少ない傾向があります。そのため若手の早期戦力化が必要となり、入社時から会社の業務全体を把握してもらおうということで、教育には時間もお金もかけています。早く一人前になり、私たちの仕事の中で働き甲斐を感じてもらうことが大切だと考えています。


-そういった中で、トレニアを導入いただいたきっかけは何だったのでしょう?

(和田様)
「社会人基礎の厳しいメッセージ」と聞いて、「これはいま必要なものだ」と感じました。 実はこの数年、繊細な人が多くなってきたと感じていました。 弊社はブラザー制度を取り入れているのですが、ブラザーから厳しいことを伝えた結果、心が折れて離職につながるケースもありました。 そのため厳しいことを言わないようにしたら、今度はミスに心が折れての離職が増えた。 そうした背景もあったので、トレニアというツールを通じて社会の厳しさと向き合っていくというのは新しい解決策になると思いました。


-トレニアを導入いただいて、最初に感じられたのはどんなことでしたか?

(仲川様)
1ヶ月使った時点でデータを分析しご報告いただいたのですが、個性が数値に現れていて驚きました。「こういうタイプかな」という私たちの認識と、トレニアの分析結果が一致したんです。これは半年経ったいまも変わりません。「マナー」「トラブル対応」などカテゴリ別の得意・不得意を確認できるのですが、まさに!と納得できる結果です。本人との面談でも「ここは強みとして伸ばしていこう」などデータを見ながら話すことができています。また、トレニアのデータはコミュニケーションにも活用できています。コンディションのアラートが届いたら、本人にコンタクトを取って様子を聞いてみたり。そこから相談されて、励ますことができたりもしています。
定性的にも効果を感じています。たとえば外部の講師の方から「今年の新卒はいいですね」と褒めていただくことが何度かあり、トレニアの成果かなと感じました。

-ありがとうございます。一方で、トレニアを利用する上で課題だと感じられていることはありますか?

(和田様)
いかに自発的に入力してもらうか…これに尽きます。自分が若い時にトレニアがあったら、役立つものだから大切に取り組むだろうと思うのですが、業務が忙しくなってくると入力が落ちてくるので。少し年上の中途入社の社員は「これは大事なものだ」と理解して続けていたり。社会人基礎の大事さというのは、ある程度経験を積むとわかるのかもしれませんね。 研修への姿勢は自己責任なので、押し付けではなく、自分が必要だと感じて自ら学び成長しに行く、そのとき必要な情報を私たちは届け続けようという気持ちです。トレニアは、自ら必要だと感じて取り組んでこそ染み込むものだと思っています。


-最後に、トレニアを含め、「教育」において大事にされていることを教えてください。

(仲川様)
自ら学ぶ姿勢です。分からないことはそのままにせず、自ら質問していけるようになって欲しいと考えています。弊社の業務は、様々な部署が連携しあって初めてお客様に価値を提供できるので、社内の人間関係をしっかり構築し、分からないことは他部署に教えてもらえる、その環境づくりに研修を繋げたいと考えています。トレニアは「報連相」や「挨拶」など、人との関わり方を教えてくれるコンテンツが多いので、私も見ていて勉強になります。

(和田様)
「人との関わり方」は大切ですね。仕事で一人前になるには、先輩、上司、関係者の方々に応援してもらえるようにならないといけない。たとえば積極的に質問する人は「やる気があるな」と可愛がってもらえます。そういった処世術が大事だと腹落ちできるには、時間が掛かるかもしれませんが、私は非常に大切だと感じています。トレニアにはそういった、面と向かって説明しづらいことを伝えるコンテンツがありますね。
また、成長過程では、自分を振り返り、PDCAサイクルを回していくことが大切だと感じています。日常の中で内省する機会は少ないですから、トレニアを通じて、毎日一瞬でも、内省する機会があるというのは非常に良いことだと思っています。 トレニアは、すぐには価値が分からなくても、続けていたら大きな力がつくものだと思います。23年はさらに成果を出せるよう取り組んでいきます。

― 本日はお忙しいところありがとうございました。