公共・文化施設、道路、住宅まで幅広く手掛ける千葉県旭市の総合建設会社。従業員125名のうち、2022年春に新卒研修としてトレニアを導入いただき、2023年は、新卒と、22卒の従業員様にも引き続きご利用いただいています。採用・教育を担当されている総務部の内山幸彦様にお話を伺いました。
― 2022年に新卒研修として導入いただいたトレニアを、その後「3年目まで続けよう」と決めていただきました。「3年」の理由から教えてください。
若いうちの離職を食い止めたい気持ちがありました。仕事は、まず5年くらい続けないと大事なことは何も見えてこないものですが、そこに到達する前に、何度か転職を繰り返したら、表面しか知らないまま20代が終わってしまいます。長い経験でいろいろな人を見てきているので、昔からそういうことはありましたが、とくに今は転職のCMも多く、若い人が簡単に会社を辞めてしまう風潮があると思います。余計なお世話かもしれませんが、それが本当にもったいないと感じています。5年我慢すると、金額も大きな仕事を動かせて楽しくなってくるので、なんとかそこまで続けて欲しいと思っています。
― 辛いことがあったり、目に見えた成長を感じられないと不安になってしまう方も多いですよね。
そこに対して、トレニアは「職場で生き抜くための知識」を与えてくれると思っています。私も毎日クイズに答えていて、ためになると感じます。現場の上司たちも見てくれていて、「もっとみんなでやったほうがいい」という声もあるのですが、日々忙しい中で現実的に難しい。そこで区切りを「3年」としました。3年間、毎日トレニアをやれば、成長も早くなり、3年頑張れたら、長く仕事を続けられる確率も高くなると考えています。
― コンテンツは業務に合っていますか?
厳しいクイズもありますが、上司や先輩から直接言われるより、アプリで知ることができるのは良いですね。本人たちから「厳しめのクイズだと緊張感が出てよい」といった声も出ていますし、人から注意される前に知っておいて欲しいという親心もあります。仕事の専門的な部分で苦労しても、社会人常識がしっかりしていれば、周りからの評価が違います。厳しいことは上司も言いづらかったり、そもそも学ぶ機会がないこともありますが、会社で生き抜くためにはルールを知っていたほうが絶対に有利です。
― 厳しいことを学べる機会が減っているなか、トレニアはお役に立てているでしょうか?
18歳から24歳、年齢によって受け止め方も違うと思いますが、仕事のスキルと、社会人としてのスキルを同時に高めていけるようトレニアを活用できればと思います。弊社では1年目、2年目から、現場監督として他社の部長クラスの方達と仕事をする機会も多いので、そういった中での振る舞いやコミュニケーションの基礎も学んでいってほしいです。基礎がある人、無い人では、やはり大きな差がついてきます。トレニアの価値観をどれだけ分かるかは本人しだいですが、やった人と、やらない人で、結構な差が出ると思います。
― 上司や先輩から伝えるのも難しいですよね。
先日のクイズの解説文で、「ときには板挟みや理不尽なこともありますが」という文章がありました。「そうだなあ」と思うと同時に、こういったことを言葉にして伝えることの大切さを感じました。この内容を文章にして毎日届けるというのは非常に労力が大きいと思います。同じことを社内で伝えられるかといったら難しいですね。文章にする、しないに関わらず、トレニアの内容を、上司が自分たちで1つずつ教えていくと考えたら大変なことです。
― コンテンツ以外の活用はいかがでしょう?
教育とは別で、年に何度か、コンディションの把握で本当に助かったと思うことがあります。体調や業務負荷の入力は、本人たちもちゃんと意思表示してくれるので、会社全体でコミュニケーションをとっていけます。来年も引き続きトレニアを利用したいと考えていますが、もう人材育成の一環としてあるのがあたり前、トレニアがなかったら大変です(笑)。要所要所で、離職防止や新人教育に役立っていることを痛感しています。
― 本日はお忙しいところありがとうございました。